2017年9月13日

購書日記(7)

定休日の火曜日は朝から雨。午前中に店に行き、パソコンに向かってひと仕事。午後と言うより夕方か、外に出ると雨はあがっていた。南口の啓文堂書店でe-honで注文していた本を受け取る。山崎佳代子『秘やかな朝』(書肆山田)、本橋成一『青函連絡船の人びと』(津軽書房)、岸本尚毅『高濱虚子の百句』(ふらんす堂)、『第三回田中裕明賞』(ふらんす堂)の4冊。それぞれ手にしたくて堪らなかった本。店員さんが輸送用のパッケージから本を取り出してくれるのを眺めながらも、うれしい。近くのドトール・コーヒーで買ったばかりの本を撫でまわす。しみじみうれしい。今読んでいる本の話も。フリオ・リャマサーレスの『無声映画のシーン』(河出書房新社)と大浦康介『対面的』(筑摩書房)。リャマサーレスは数日前に読み終えた堀辰雄の作品にも通じるような、捉えどころのない心像の揺らぎを現実のイメージ(映画、写真、絵画、鏡や硝子窓の反映)に喩えて描く仕方がとてもうつくしくて好きだ。『黄色い雨』(河出文庫)にも写真、鏡や硝子窓の反映の比喩が多かったような気がする。

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